3Dプリンターで治工具の試作や製品提供!
弊社では、3Dプリンターを使って治工具の試作や製品
をお客さまに提供させて頂いていますが、
少し前に休日や暇なときに自分のモデリングの力を鍛えるのを兼ねて、
色々な物を子供たちと一緒に作って楽しんでいました。
(今では子供たちも見飽きてしまい、仕事以外では使いませんが…)
その時に作ったものです。子供達のリクエストで、
音楽プレーヤーのカバーと私にはモデリングが難しかったバラです。
普段の金型加工では、必死で公差へ入れる調整をしますが、
別の感覚で難しかったのを覚えています。
他にもたくさんのモデルを作りましたので機会があればまた載せます。
普段の仕事とは全く違うモデルを作ってみるのも勉強になるものです。
近い将来、金属3Dプリンターが身近になり、金型加工への応用を期待しています!
カテゴリー: 3Dプリンター
型彫り放電加工に3Dデータを活用!
現在の金型作りでは、3次元CADCAMは、
欠かせない当たり前の道具になっていると思いますが、
型彫り放電加工の工程には、3Dデータが未だあまり利用されていないように感じています。
(個人的なイメージですが…)もったいないと思います!
確かに大がかりな仕組みを作ろうとすると、設備(金額)も労力も多くかかるので、
弊社のような小さな会社には難しいと思います。
そこで弊社でも活用させて頂いているEPXフォーマットをご紹介します。
ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、
日本金型工業会のワーキンググループによって策定された、
3次元CADCAMと型彫り放電加工をつなぐためのフォーマットです。
http://www.jdmia.or.jp/east/epxwg/index.html
是非、活用して効率化して頑張りましょう!
カテゴリー: 金型製造
「ゲート残り問題」は楕円ゲートで改善!
射出成形金型に関係する皆様、
ピンゲートやバナナゲートのゲート残りでお困りではないですか?
私は昔からこの問題に時々ぶつかってきました。その度にゲート逃げを深くしたり、
ゲート径を細くしたり、成形条件を変更していただいたりして、何とかしのいできました。
そこで根本策を探ろうと、一昨年に試作型を作り検討したところ、
楕円形状でかなり改善できることが分かりました。
楕円ゲート(特許第6048714)下図に形状をご紹介します。
(現物画像が上手く撮れないのでCADデータです)←マクロレンズ買います。
文字通り、先端形状を楕円にして流動性と切れ具合の両方確保するのが特徴です。
色々な樹脂がありますので、全て解決とは言いませんが、かなり改善されます。
HPもご覧ください。「扁平ゲート」のご紹介
お困りの方、ご興味のある方、お気軽にご相談ください!
カテゴリー: 金型製造
今日からブログはじめます!
はじめまして、小椋製作所 代表の小椋 健史です。
弊社は神奈川県川崎市(新百合ヶ丘)にあり、事業内容は主に射出成型用金型の設計製造、
その他、関連する治工具類や部品類などの設計製造を行っています。
小さな会社ですが、創業40年近くになり、私で2代目になります。
今日からブログをはじめます!仕事のことや日々の雑感を発信してまいりますので、
どうぞよろしくお願い致します。
カテゴリー: 日々雑感